すべての美食店

「祇園 松田屋」は、店主が独学で極めた江戸前寿司店です。ネタは東京築地や京都錦市場から仕入れる天然ものだけを使用。おしながきはなく、その日の一番良いものを提供するスタイルです。赤酢を用いたシャリと、炙る・蒸す・焼くと趣向を凝らした極上のネタが一体となり、口に入れるとシャリとネタがはらりとほどけ、絶妙の調和をもたらします。上品な甘さの「玉子」や和がらしを添えていただく「マグロの漬け」はぜひとも味わいたい一貫です。

神宮丸太町駅近くにある焼肉店「牛 こうの」。2019年にオープンしたお店ですが、満足度の高い一軒として話題になっています。大阪鶴橋や京都の焼肉店で30年修業を積んだ気さくな店主からは、お肉に対する思い入れや愛情がひしひしと伝わってきます。メニューは刺身から希少部位、アラカルトまで豊富に揃っており、どれも一目で新鮮さ、肉質の良さがわかります。ラムシンやシャトーブリアンの塩焼きは納得の美味しさ。お肉選びに迷ったら、気軽に店主にお声掛けください。

神戸・三宮で神戸ビーフを扱うレストラン５軒を経営するモーリヤグループの京都店。京都で本物の神戸ビーフが味わえる数少ない鉄板焼レストランとして、観光客や外国人はもちろん、地元客にも人気です。きめが細かい肉質と上品であっさりしたサシ、お肉の旨みや風味も極上の神戸ビーフ。お肉だけでなく、内装から器に至るまで徹底的にこだわり、最上の空間を演出しています。お席はすべてカウンター式。目の前の鉄板で熟練したシェフが手際よく焼き上げる極上のお肉を心ゆくまでお楽しみください。

京の台所・錦市場近くにある「大國屋鰻兵衞」。ここでいただけるのは「地焼うなぎと御竈飯（おくどはん）」のみ。地焼の国産うなぎとあつあつの土釜の炊き立てご飯が絶品です。鰻は関西風の腹開き。炭火で頭を付けたまま香ばしく焼きあげる鰻はパリッとした食感が人気です。ご飯は注文を受けてから炊き始めるため、20～30分程時間がかかりますが、待ってでも食べる価値のある逸品。この鰻にしてこのご飯あり！という絶妙の組み合わせです。

金閣寺前に立つ築100年の京町家。手入れが行き届いた壺庭や日本庭園に囲まれて「京都 喜Shin」はあります。皿の上のアーティストと呼ばれるオーナーシェフが腕をふるい、シェフが創り出すのは、和でもなくフレンチでもなく、「イノベーティブ」。厳選食材を使ったお料理はもちろん、器やパンにもこだわりがあります。ベーカリー専門のシェフが在籍し、コース料理に合わせて提供するという徹底ぶり。美味しいお料理と空間に、そこに最上のおもてなしを加えた最高の時間を提供してくれます。

和食とワインのペアリング−−−40年以上の経験豊富なオーナーソムリエがセレクトするワインと祇園街で腕を磨いた料理人が作る和食のコラボレーションがみくりのおもてなし。厳選食材を使用した本格割烹料理は、和食の基本を大切に手間暇を惜しまず、素材の持ち味を最大限に引き出しています。店内は心地良い照明が落ち着いた大人の雰囲気を演出。オーナーソムリエや料理人と交わす会話はお料理やワインの味を一層引き立てくれることでしょう。