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江戸時代の創業の登録有形文化財の建物で、坂本龍馬も愛した名物「水炊き」を味わえる名店。「水炊き」は200余年代々伝わる名物料理で、鶏ガラだけを三日間強火で炊き込んだ白いスープは、主人と跡継ぎ、専属の職人だけが仕込みを許される秘伝の味です。具材の鶏肉は「丹波のぢどり」と「名古屋コーチン」の生後約3ヵ月までの雌鳥のみ。鶏肉は最も美味しいという理由から骨付き肉が使われ、具材の焼餅やポン酢も手づくりにこだわっています。〆の雑炊は鶏肉の旨味とコラーゲンがたっぷりの絶品です。

創業550余年。本家尾張屋は菓子屋としてスタートしました。江戸時代中期にそば屋として商いが始まり、今や京都では押しも押されぬ名店となりました。京都人に愛され続ける尾張屋のそばの陰には、京都の名水があります。日々のだし作りはもちろん、そば打ちや湯がき、菓子づくりにも使われています。名物「宝来そば」は、京漆器の象彦製のわりごに盛られたそばを海老のあられ揚げ、錦糸玉子、椎茸、刻み海苔、紅葉おろし、ネギ、胡麻、わさびなどの薬味ともにいただきます。

JR花園駅前すぐにあるフランス料理店Le Parfum（ルパルファン）。市役所近くにあったフレンチキュイジーヌ ティアレのシェフが腕を奮う隠れ家的レストランです。お店はランチとカフェタイムだけの営業ですが、シェフが作り出す料理にかつてのファンが集います。ランチは３種類のコースがあり、始まりはシェフの看板料理でもある海老を丸ごと使った濃厚な「天使の海老のフラン」。一皿一皿丁寧に仕上げられたシェフの味は今も健在です。

IL GECOは、「イタリア現地のままのお料理」だけでなく、「日本」や「京都」をシェフが上手く取り入れたイタリア料理も提供しています。お客様からの要望やお店オススメの調理法で「今日」だけ出会える一品を堪能することができます。落ち着いた大人の空間で、美味しいお料理とワインを心ゆくまでお楽しみください。カウンター席はお一人様にもおすすめです。

宇治川を臨む風光明媚な場所に建つ創業90余年の京・宇治 抹茶料理 「辰巳屋」。天保10年に茶問屋として創業し、大正2年に料理屋に転身。お茶を「飲む」から「食べる」へと商いを改革させました。京料理を提供する店は多数ありますが、抹茶を使った本格的な京料理がいただけるのはここ「辰巳屋」だけです。３日間かけて作る店自慢の逸品「抹茶豆腐」は、抹茶の苦みと豆乳の甘みが極上の味わいです。抹茶を知り尽くした八代目主人による抹茶の風味と旬の味覚を生かした目にも美しい料理をお楽しみください。

四条大橋近くにある「洋食かるみあ」は、フランス料理の技を取り入れつつも、肩肘張らない定番メニューを提供しています。ジュワッと肉汁溢れるハンバーグや豚と鶏の合い挽ミンチで仕上げたヘルシーなロールキャベツ、プリプリの有頭車海老のフライなど素材を活かした料理は、昔懐かしさと同時に新しさも感じる味わい。京都産の野菜や米をはじめ、山梨県の天然水で育てられ淡白ながらも上品な脂がのった甲斐サーモン、兵庫県の牧場で手作りされたチーズなど、店で使う主な食材は、厳選した国産のみを使用。お子様からお年寄りまで安心して「洋食かるみあ」の味をお楽しみいただけます。